福祉の仕事…その種類と資格はどんなものがあるのでしょうか?
一口に福祉の仕事といってもその種類はさまざまで、それに伴う資格もまたさまざまです。

いま日本では、福祉の仕事は、大きな関心を呼んでいます。それを反映して、若い人の間でも福祉の仕事を選ぶ人も増えており、そのため、福祉の仕事の種類と資格を詳しく知りたいという要望も増えているといえます。
当サイト「福祉の仕事の種類と資格…社会福祉士、介護福祉士など」は、そんな要望に少しでも応えることができれば…との思いで立ち上げました。福祉の仕事に関心を寄せている方にとってその一助となれば幸いです。
福祉の仕事の職種と資格
各職種には、法令によって職員に必要な資格等が定められています (資格が必要とされない職種もあります)。

(1) 介護系の仕事・職種 ・ 高齢者、障害者への介護業務…介護福祉士、訪問介護員(ホームヘルパー)、ガイドヘルパー等
(2) 保育系の仕事・職種 ・ 児童の保育業務…保育士 ※ 児童指導員も保育、養護業務を行う場合があります。
(3) 相談・援助・調整系の仕事・職種 ・ さまざまな分野での相談援助業務(生活相談員・生活支援員)…社会福祉士、社会福祉主事任用資格
※ 介護職員が配置されていない施設では、相談員が直接利用者の生活援助や訓練にあたります。
・ 特定分野での相談援助業務
介護保険サービスのケアプラン策定 … 介護支援専門員
精神障害者関係の相談援助 … 精神保健福祉士
児童福祉施設での相談や生活支援 … 児童指導員
(4) 保健・医療系の仕事・職種 ・ さまざまな分野での看護業務…看護師
・ 高齢者や障害児・者のリハビリテーション業務…理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、視能訓練士、義肢装具士
(5) 栄養・調理系の仕事・職種 ・ さまざまな分野での栄養管理・調理業務…栄養士、調理員
(6) 運営・管理系の仕事・職種 ・ さまざまな分野での運営・管理業務…施設長、事務職員等
(7) 行政の相談所の職員 ・ 福祉事務所、児童相談所、婦人相談所、身体障害者更正相談所、知的障害者更正相談所…社会福祉主事、査察指導員、児童福祉司、身体障害福祉司、知的障害者福祉司、老人福祉指導主事
(8) 社会福祉協議会の職員 ・ 社会福祉協議会福祉活動専門員、ボランティアコーディネーター等

現在、医療技術の進歩と医療設備の整備が進み、日本における国民の平均寿命は年々増加の傾向にあり、今では世界一の長寿国となっています。
その反面、いろいろな問題がおこり、高齢化と並んで少子化が進んでいることも事実です。平均寿命が延びることはおおいに歓迎すべきことですが、高齢者にとっては老化に伴なう体力の低下は免れることはできず、介護サービスの需要は今後、さらに増えるものと予想されます。 
福祉の分野におけるわが国の取組みとしては、2000年に介護保険制度が導入されました。それまでは、主に行政が行っていた社会福祉事業を、民間の事業者が行えることとなり、現在ではさまざまな福祉・介護サービスの提供がおこなわれています。

 いま、福祉・介護のニーズは格段に高まり、福祉の仕事は将来性がある職種としておおいに注目を集めています。このことから、福祉の分野への就職を希望する方も増えています。
福祉の仕事は、利用者にサービスを提供する仕事はもちろんのこと、その他にも、高齢者や障害者への生活全般の相談や健康管理を担う仕事など多種多様であり、今後、いままでの事業のさらなる細分化や新たな福祉事業が出てくるものとも予想されます。
福祉の仕事には、「公的な福祉サービス」とそれ以外の領域があります。
「公的な福祉サービス」とは、福祉や介護のための法令等(社会福祉法、介護保険法等)によって、サービス提供組織や仕組み、従事者要件等の定めがあり、保険料や税金によって支えられているサービスをさします。

「公的な福祉サービス」以外にも福祉関係の職場があり、多くの福祉専門職が働いています。
具体的には、福祉機器販売、バリアフリー住宅、認可外保育所などを行う民間企業や食事サービス、外出支援サービスなどを提供する協同組合やNPOなどです。
また行政や官公庁の福祉部局も福祉政策の立案、計画的なサービス整備、予算確保・執行等を行う重要な福祉の職場です。